ソーシャルの次を考えてみる

ソーシャルメディアがバブルなので、その先を考えて行きたい。

ソーシャルメディアは「つながる」「ひろがる」楽しさを提示してくれたが、ひろがると体液が薄まって活動しにくくなるので、濃い味に戻りたくなる。その濃い味付けは人ごとに違うので、まさに人間の興味分野でつながる。

さて、その興味分野でつながるというと「コミュニティ」という考えになるが、インターネッツソーシャルネットワークサービスのおかげで今は国境や言語を超えている。この新しく出てくる「コミュニティ」は言語という垣根を超えて「感情」や「映像」でつながる世界になる。

そう、この前 イギリスのアーティスト Fruit City http://fruitcity.co.uk/ の中のヒト Vahakn Ma と語っていた内容を思い出す:

「かつてバベルの塔が崩壊し、インターネッツにより「バベルの塔崩壊」という概念が崩壊した。既存の言葉というカテゴリを超越しヒトとヒトとがつながれる映像、ビジョン、震えのような共感装置が必要」

共感装置はアプリやサービスの体で現れるとともに新しいデバイスとしても登場するだろう。